福井県坂井市丸岡町にある称念寺は、養老5年(721年)から続く歴史あるお寺です。南北朝時代の武士、新田義貞の遺骸が手厚く葬られ墓石が建てられています。
また永禄5年(1562年)より約10年間、明智光秀公が家族で寄宿していました。
称念寺の近況 2024.6.30現在
住職は、令和6年(2024年)も新田公の顕彰に励んでいます。今年は、北陸新幹線も福井迄延伸しました。地震やコロナ禍が無くなることを願って、境内のお掃除をしています。
2023年よりの続きの報告をいたします。
2023年~
- 1月1日
- 穏やかな中で、正月が迎えられました。修正会が勤められました。
- 2月9日
- 坂井市龍翔館に、称念寺文書の資料が置かれることになり、複製が作られました。
- 2月25日
- 称念寺再建百年を記念し、『称念寺再建百年史』を発刊しました。無料で配布します。後日、新聞等でも紹介されました。
- 3月25日
- 福井市円山公民館で「徳川家康公と称念寺」の講座開設。熱心に聞いていただきました。
- 4月9日
- 花祭り(仏陀降誕会)甘茶は、いつでもかけられるようにしました。3時から法要をしました。朝夕2回おいでの方もいました。
- 4月13日
- まごころ認定こども園5才児の月1回のお参りが本堂で開始されました。
- 5月31日
- 新田公奉賛会1回目役員会実施。
- 5月13・14日
- 敦賀市で遊行上人のお砂持ちの法要に、住職が参加しました。
- 6月中旬
- 菩提樹の花がきれいに咲きました。次に桔梗がたくさん咲きました。
- 7月1日
- 新田公の686回忌の法要を実施しました。令和4年の法楽は、まごころ認定こども園児八木節と、東京の武久源造先生のチェンバロ演奏会でした。
- 7月23日
- 高椋地区戦没者慰霊祭を午前中に実施。お参りをいただきました。
- 8月10日~
- 各寺院のお盆行事の手伝いに住職が参加しました。
- 8月22日
- 群馬県から団体のお参りがありました。
- 9月1日
- 本山で仏教学の講義をしました。
- 9月23日
- 一乗谷博物館で、朝倉系図等が展示紹介されました。
- 10月1日~
- 各寺院の開山忌法要のお手伝いに、住職が参加しました。
- 10月15日
- 恵光寺さんの住職交代式のお手伝いをしました。
- 11月8日
- 龍谷大学仏教学科のOB会があり、48年ぶりに会った仲間も。
- 11月30日
- 新田公奉賛会役員会がありました。
- 12月28日
- 昼でもつける除夜の鐘が始まりました。
- 12月31日
- 24時から修正会を行いました。小豆粥の接待がありました。
2024年~
- 1月1日
- 能登半島の大地震で福井は震度4強の正月を迎えました。庭の灯篭の倒壊・書院の白壁の崩れがありました。
- 1月13日
- 明智光秀公の資料を発掘した石川美咲さんの結婚式で高浜町に行きました。
- 3月10日
- 日東シンコーの敷地内の、黒坂備中守公碑のご回向をしました。
- 3月15日
- 江戸期の明智光秀公木像・松尾芭蕉筆の「月さびよ」軸を購入しました。新聞で報道されました。
- 4月7日
- 3時より花祭り会実施
- 5月11日
- たかむくまちづくり協議会講座「仏像の誕生」の講師をしました。
- 5月17日
- 越前市中挟観音堂御開帳の導師を勤めました。(元称念寺末)新聞報道有
- 6月中旬
- 境内の菩提樹が満開になり、新聞・テレビで紹介されました。毎年来られるフアンの方が鑑賞に来られました。
- 6月29日
- 新田公687回忌法要の実施をしました。地元新聞の取材もありました。
法楽は、まごころ認定こども園八木節他で、記念講演は高浜町の学芸員倉田尚明氏
「神仏習合時代の寺社」で、たくさんの方に来ていただきました。 - 7月8日
- 境内の桔梗が見ごろになり、多くの方が勧賞に来られる様子が、新聞で紹介されました。
以後は、昨年並みの行事を予定しています。皆様の参拝をお待ちしています。 合掌
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680年忌法要の様子