称念寺のご紹介
称念寺の近況 2023.5.1現在
住職は、令和5年(2023年)も新田公の顕彰に励んでいます。今年は、称念寺再建100年になります。コロナ禍が、一刻も早く終息することを願って境内のお掃除をしています。
高椋歴史ボランティアの方も、境内整備やボランティアガイドに活躍されています。
2022年よりの報告をいたします。
2022年~
- 1月1日
- 静かな正月を迎えました。今年は、雪が少なくホットしました。
- 1月下旬
- 近畿大学民俗研究所から『民俗文化』第33号が寄贈されました。長崎城や称念寺の研究『中世後期における越前北部の軍事情勢と長崎称念寺』という新谷和之准教授の論文が掲載されています。
- 2月11日
- 本山の清浄光寺より木像の真教上人座像を拝領しました。さっそく本堂に安置しました。
- 3月13日
- 近くの日東シンコーの敷地内の、黒坂備中(びっちゅう)守(のかみ)碑のご回向を皆さんとしました。
- 4月9日~
- 大阪の香雪美術館「来迎展」に、称念寺の浄土三部経が展示されました。
- 4月10日
- 3時より花祭り会実施。コロナ防止の為、分散・少人数でおこないました。
- 6月11日
- 『徳川家康公と時衆・宗称念寺』と『明智光秀公夫人煕子さんと時衆・称念寺』を改定の上、再版しました。
- 6月15日
- 境内の菩提樹が満開になり、新聞・テレビで紹介されました。毎年来られるフアンの方が鑑賞に来られました。
- 6月25日
- 新田公685回忌法要の実施をしました。地元新聞の取材もありました。
法楽は、まごころ認定こども園八木節他で、記念講演は近畿大学の新谷和之准教授
「中世後期における越前北部の軍事情勢と長崎称念寺」で、コロナ予防中にもかかわらず、たくさんの方に来ていただきました。 - 7月8日
- 境内の桔梗が見ごろになり、多くの方が勧賞に来られる様子が、TV・新聞で紹介されました。高椋小学校の方も、来られました。
- 7月22日
- 県の文化財の保存の調査が始まり、3月まで湿度等の調査が実施されました。
- 7月24日
- 高椋地区戦死者法要実施
- 8月10日~
- 県内の各時宗寺院のお盆の手伝いをさせていただきました。舟寄のお地蔵さんも供養もしました。
- 9月17日
- 鯖江市の公民館で、三峯城のシンポジュウムに参加して、新田・脇屋公の説明をいたしました。
- 11月17日
- 新田公奉賛会の研修旅行で、京都の長楽寺・金戒光明寺を拝観しました。
山田奉賛会会長さんの援助をいただき、昼食も大盛り上がりでした。 - 12月17日
- ボランティアガイド反省会。本堂で一年の活動を振り返りました。
- 12月28日
- まごころ認定こども園の方が、朝9時より除夜の鐘をつきました。一般の方も来られました。新聞・TV社の取材で賑やかしく実施しました。
- 12月31日
- 午後2時よりの除夜の鐘を実施。TVの取材があり、夜に全国放送されました。(昼の除夜の鐘が話題で、しかも定着してきました。)
一年間、コロナ禍で特定の行事以外に、お寺に来られる方が少ないのが残念でした。来年こそ、皆様がよい年となるよう祈念しました。
2023年~
- 1月1日
- 穏やかな中で、正月が迎えられました。修正会が勤められました。
- 2月9日
- 坂井市龍翔館に、称念寺文書の資料が置かれることになり、複製が作られました。
- 2月25日
- 称念寺再建百年を記念し、『称念寺再建百年史』を発刊しました。無料で配布します。後日、新聞等でも紹介されました。
- 3月12日
- 近くの日東シンコーの敷地内の、黒坂備中(びっちゅう)守(のかみ)碑のご回向を皆さんとしました。
- 3月25日
- 福井市円山公民館で「徳川家康公と称念寺」の講座開設。熱心に聞いていただきました。
- 4月9日
- 花祭り(仏陀降誕会)甘茶は、いつでもかけられるようにしました。3時から法要をしました。朝夕2回おいでの方もいました。
今後の予定
- 6月初旬
- 菩提樹の花がきれいに咲くと思います。次に桔梗がたくさん咲く予定です。
- 7月1日
- 新田公の686回忌の法要予定です。今年の法楽は、まごころ認定こども園児と、東京の武久源造先生のチェンバロ生演奏鑑賞の予定です。
- 7月27日
- 高椋地区戦没者慰霊祭の予定です。
※境内修復の募金活動は、継続中です。今年の目標は、称念寺秘仏の白山三神像です。神仏習合の時代より伝えられた古い木造の三体神ですが、昭和23年の福井大震災で建物の下敷きになりました。京都の仏所で修復をして、皆様に手を合わせていただきたいと思います。一口5000円で、50万円の目標です。勧進趣意書がありますので、称念寺にお問い合わせください。
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680年忌法要の様子
素敵な御朱印帳の販売中
丸岡の織物を使ったオリジナル御朱印帳を販売します。 一冊1,700円(御朱印を書き入れたものは2,000円)郵送料は1冊500円です。 ご希望の方は、お葉書等でお申し込み下さい。 仏様にお供えしてから、送ります。土日は、寺でも販売しています。
交通アクセス
- 住 所 :
- 〒910-0383
福井県坂井市丸岡町長崎19-17 - 電話番号 :
- 0776-66-3675
- メール:
- takao@mx3.fctv.ne.jp
- 観光ボランティアを希望される方は、DMOさかい観光局が受付になっています。
- 0776-82-1555
info@dmo-sakai.com
- JR丸岡駅下車(丸岡駅は常駐タクシーがないので要注意)徒歩約50分
- JR春江駅下車 タクシー利用で約15分 徒歩約50分
- JR福井駅下車 京福バス丸岡城行で、丸岡バスターミナル下車からタクシーで約15分
または八ツ口で下車徒歩15分(回数は少ないので要注意) - 車で来られる方は
北陸高速道路 丸岡インターから車で約10分(国道8号線一本田交差点経由)駐車場有 - 飛行機は
小松空港より福井行バスで、丸岡インターで下車、タクシーで約10分
※北陸の観光は、公共機関が不十分なため、自家用車かレンタカー等が便利です。
称念寺には、トイレ完備の駐車場があります。
称念寺霊園
称念寺霊園190区画 平成25年4月に分譲を開始しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
称念寺の主な沿革
- 養老5年(721)
- 泰澄大師が長崎の地に阿弥陀堂を建立した。
- 正応3年(1290)
- 称念坊の三兄弟が、時宗二代の真教上人を慕って長崎道場を開く。
- 延元3年(1338)
- 新田義貞公が灯明寺畷で戦死され、遺骸を称念寺に葬る。
- 長禄2年(1458)
- 室町将軍家は安堵状と寺領(約百町歩)を寄進し、将軍家御祈祷所となる。
- 寛正6年(1465)
- 後花園天皇の綸旨を受けて、天皇家の勅願寺となった。
- 文明5年(1473)
- 寺境内は長崎城になり、一向一揆の戦乱で、金津の東山に避難するように朝倉から指示がある。(実際に動いたかは不明)
- 永禄5年(1562)
- 明智光秀公が美濃より家族でのがれ、門前で10年間寺子屋を開く。
- 慶長8年(1603)
- 結城秀康は称念寺に38石を寄進した。以後、歴代の藩主も続く。
- 元禄2年(1689)
- 8月松尾芭蕉が明智の黒髪物語を取材する。
- 元文2年(1737)
- 幕府により新田義貞公の400年忌法要が実施される。
- 天明8年(1787)
- 幕府により新田義貞公の450年忌法要が実施される。
- 安永4年(1775)
- 境内に約30の大伽藍が整備される。
- 天保8年(1837)
- 幕府により新田義貞公の500年忌法要が実施される。
- 江戸末期~明治初年
- 神仏分離令・版籍奉還等の混乱により寺が没落する。
- 大正3年(1914)
- 広島の高尾察玄氏が本山特命住職として入寺した。
- 大正13年(1924)
- 高尾察玄氏により寺が再建され、伽藍が整備される。
- 昭和12年(1937)
- 再興会により新田義貞公600年忌法要が実施される。
- 昭和23年(1948)
- 福井大震災で、すべての伽藍が倒壊した。
- 昭和42年(1967)
- 高尾察良氏が震災復興落成式を行う。
- 昭和63年(1988)
- 新田義貞公650年忌法要を実施。
- 平成9年(1997)
- 新田義貞公660年忌法要で、鐘堂を再建した。
- 平成19年(2007)
- 新田義貞公670年忌法要。住職が高尾察誠に交代した。
- 平成29年(2017)
- 新田義貞公680年忌法要。本堂大屋根等の改修。
称念寺の定例行事
- 正月
- 正月・修正会
- 4月1日~4月8日
- 花祭り
- 6月中旬
- 菩提樹の花 観賞会
- 6月末~7月上旬
- 新田公年忌法要
奉賛会主催の諸行事 - 8月中旬
- 高椋地区戦没者慰霊法要
- 大晦日
- 大晦日除夜の鐘(PM2:00~12:00)
昼でもつける除夜の鐘 - 春・秋
- 彼岸法要
出版物のご案内
- 称念寺叢書(実費にて発売中)郵送可(一冊の切手代は140円です)
- 新田義貞公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 明智光秀公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- お念仏の教えとは 高尾察誠著 300円
- 松尾芭蕉翁と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 遊行念仏の実践者 真教上人 高尾察誠著 300円
- 仏さまの教え 健康で長生きの秘訣 高尾察良著 300円
- 徳川家康公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 称念寺のあゆみ 高尾察誠著 500円
- 白山信仰と泰澄大師 高尾察誠著 350円
- 明智光秀公夫人熙子さんと時衆 称念寺 髙尾察誠著 350円
- 空也上人と一遍上人 高尾察誠著 350円
- 二河白道の教えと一遍上人 高尾察誠著 350円
- 称念寺再建史 ―髙尾察玄師のあゆみー 希望者に無料で配布します。
- 発行者
- 〒910-0383
- 福井県坂井市丸岡町長崎19-17 称念寺
- 住職 高尾察誠
- TEL 0776-66-3675