福井県史跡 新田義貞公御墓所 称念寺(しょうねんじ)

住所:〒910-0383福井県坂井市丸岡町長崎19-17 電話番号:0776-66-3675
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称念寺のご紹介

称念寺の近況 2023.5.1現在

住職は、令和5年(2023年)も新田公の顕彰に励んでいます。今年は、称念寺再建100年になります。コロナ禍が、一刻も早く終息することを願って境内のお掃除をしています。
高椋歴史ボランティアの方も、境内整備やボランティアガイドに活躍されています。

2022年よりの報告をいたします。

2022年~

1月1日
静かな正月を迎えました。今年は、雪が少なくホットしました。
1月下旬
近畿大学民俗研究所から『民俗文化』第33号が寄贈されました。長崎城や称念寺の研究『中世後期における越前北部の軍事情勢と長崎称念寺』という新谷和之准教授の論文が掲載されています。
2月11日
本山の清浄光寺より木像の真教上人座像を拝領しました。さっそく本堂に安置しました。
3月13日
近くの日東シンコーの敷地内の、黒坂備中(びっちゅう)守(のかみ)碑のご回向を皆さんとしました。
4月9日~
大阪の香雪美術館「来迎展」に、称念寺の浄土三部経が展示されました。
4月10日
3時より花祭り会実施。コロナ防止の為、分散・少人数でおこないました。
6月11日
『徳川家康公と時衆・宗称念寺』と『明智光秀公夫人煕子さんと時衆・称念寺』を改定の上、再版しました。
6月15日
境内の菩提樹が満開になり、新聞・テレビで紹介されました。毎年来られるフアンの方が鑑賞に来られました。
6月25日
新田公685回忌法要の実施をしました。地元新聞の取材もありました。
法楽は、まごころ認定こども園八木節他で、記念講演は近畿大学の新谷和之准教授
「中世後期における越前北部の軍事情勢と長崎称念寺」で、コロナ予防中にもかかわらず、たくさんの方に来ていただきました。
7月8日
境内の桔梗が見ごろになり、多くの方が勧賞に来られる様子が、TV・新聞で紹介されました。高椋小学校の方も、来られました。
7月22日
県の文化財の保存の調査が始まり、3月まで湿度等の調査が実施されました。
7月24日
高椋地区戦死者法要実施
8月10日~
県内の各時宗寺院のお盆の手伝いをさせていただきました。舟寄のお地蔵さんも供養もしました。
9月17日
鯖江市の公民館で、三峯城のシンポジュウムに参加して、新田・脇屋公の説明をいたしました。
11月17日
新田公奉賛会の研修旅行で、京都の長楽寺・金戒光明寺を拝観しました。
山田奉賛会会長さんの援助をいただき、昼食も大盛り上がりでした。
12月17日
ボランティアガイド反省会。本堂で一年の活動を振り返りました。
12月28日
まごころ認定こども園の方が、朝9時より除夜の鐘をつきました。一般の方も来られました。新聞・TV社の取材で賑やかしく実施しました。
12月31日
午後2時よりの除夜の鐘を実施。TVの取材があり、夜に全国放送されました。(昼の除夜の鐘が話題で、しかも定着してきました。)
一年間、コロナ禍で特定の行事以外に、お寺に来られる方が少ないのが残念でした。来年こそ、皆様がよい年となるよう祈念しました。 

2023年~

1月1日
穏やかな中で、正月が迎えられました。修正会が勤められました。
2月9日
坂井市龍翔館に、称念寺文書の資料が置かれることになり、複製が作られました。
2月25日
称念寺再建百年を記念し、『称念寺再建百年史』を発刊しました。無料で配布します。後日、新聞等でも紹介されました。
3月12日
近くの日東シンコーの敷地内の、黒坂備中(びっちゅう)守(のかみ)碑のご回向を皆さんとしました。
3月25日
福井市円山公民館で「徳川家康公と称念寺」の講座開設。熱心に聞いていただきました。
4月9日
花祭り(仏陀降誕会)甘茶は、いつでもかけられるようにしました。3時から法要をしました。朝夕2回おいでの方もいました。

今後の予定

6月初旬
菩提樹の花がきれいに咲くと思います。次に桔梗がたくさん咲く予定です。
7月1日
新田公の686回忌の法要予定です。今年の法楽は、まごころ認定こども園児と、東京の武久源造先生のチェンバロ生演奏鑑賞の予定です。
7月27日
高椋地区戦没者慰霊祭の予定です。

※境内修復の募金活動は、継続中です。今年の目標は、称念寺秘仏の白山三神像です。神仏習合の時代より伝えられた古い木造の三体神ですが、昭和23年の福井大震災で建物の下敷きになりました。京都の仏所で修復をして、皆様に手を合わせていただきたいと思います。一口5000円で、50万円の目標です。勧進趣意書がありますので、称念寺にお問い合わせください。

素敵な御朱印帳の販売中

丸岡の織物を使ったオリジナル御朱印帳を販売します。 一冊1,700円(御朱印を書き入れたものは2,000円)郵送料は1冊500円です。 ご希望の方は、お葉書等でお申し込み下さい。 仏様にお供えしてから、送ります。土日は、寺でも販売しています。

御朱印

交通アクセス

福井県史跡 新田義貞公御墓所 称念寺(しょうねんじ)

住      所 :
〒910-0383
福井県坂井市丸岡町長崎19-17
電話番号 :
0776-66-3675
メール:
takao@mx3.fctv.ne.jp
観光ボランティアを希望される方は、DMOさかい観光局が受付になっています。
0776-82-1555
info@dmo-sakai.com
  • JR丸岡駅下車(丸岡駅は常駐タクシーがないので要注意)徒歩約50分
  • JR春江駅下車 タクシー利用で約15分 徒歩約50分
  • JR福井駅下車 京福バス丸岡城行で、丸岡バスターミナル下車からタクシーで約15分
    または八ツ口で下車徒歩15分(回数は少ないので要注意)
  • 車で来られる方は
    北陸高速道路 丸岡インターから車で約10分(国道8号線一本田交差点経由)駐車場有
  • 飛行機は
    小松空港より福井行バスで、丸岡インターで下車、タクシーで約10分

※北陸の観光は、公共機関が不十分なため、自家用車かレンタカー等が便利です。
称念寺には、トイレ完備の駐車場があります。

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称念寺霊園

称念寺霊園190区画 平成25年4月に分譲を開始しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

称念寺の主な沿革

養老5年(721)
泰澄大師が長崎の地に阿弥陀堂を建立した。
正応3年(1290)
称念坊の三兄弟が、時宗二代の真教上人を慕って長崎道場を開く。
延元3年(1338)
新田義貞公が灯明寺畷で戦死され、遺骸を称念寺に葬る。
長禄2年(1458)
室町将軍家は安堵状と寺領(約百町歩)を寄進し、将軍家御祈祷所となる。
寛正6年(1465)
後花園天皇の綸旨を受けて、天皇家の勅願寺となった。
文明5年(1473)
寺境内は長崎城になり、一向一揆の戦乱で、金津の東山に避難するように朝倉から指示がある。(実際に動いたかは不明)
永禄5年(1562)
明智光秀公が美濃より家族でのがれ、門前で10年間寺子屋を開く。
慶長8年(1603)
結城秀康は称念寺に38石を寄進した。以後、歴代の藩主も続く。
元禄2年(1689)
8月松尾芭蕉が明智の黒髪物語を取材する。
元文2年(1737)
幕府により新田義貞公の400年忌法要が実施される。
天明8年(1787)
幕府により新田義貞公の450年忌法要が実施される。
安永4年(1775)
境内に約30の大伽藍が整備される。
天保8年(1837)
幕府により新田義貞公の500年忌法要が実施される。
江戸末期~明治初年
神仏分離令・版籍奉還等の混乱により寺が没落する。
大正3年(1914)
広島の高尾察玄氏が本山特命住職として入寺した。
大正13年(1924)
高尾察玄氏により寺が再建され、伽藍が整備される。
昭和12年(1937)
再興会により新田義貞公600年忌法要が実施される。
昭和23年(1948)
福井大震災で、すべての伽藍が倒壊した。
昭和42年(1967)
高尾察良氏が震災復興落成式を行う。
昭和63年(1988)
新田義貞公650年忌法要を実施。
平成9年(1997)
新田義貞公660年忌法要で、鐘堂を再建した。
平成19年(2007)
新田義貞公670年忌法要。住職が高尾察誠に交代した。
平成29年(2017)
新田義貞公680年忌法要。本堂大屋根等の改修。

称念寺の定例行事

正月
正月・修正会
4月1日~4月8日
花祭り
6月中旬
菩提樹の花 観賞会
6月末~7月上旬
新田公年忌法要
奉賛会主催の諸行事
8月中旬
高椋地区戦没者慰霊法要
大晦日
大晦日除夜の鐘(PM2:00~12:00)
昼でもつける除夜の鐘
春・秋
彼岸法要

出版物のご案内

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