称念寺のご紹介
称念寺の近況 2024.6.30現在
住職は、令和6年(2024年)も新田公の顕彰に励んでいます。今年は、北陸新幹線も福井迄延伸しました。地震やコロナ禍が無くなることを願って、境内のお掃除をしています。
2023年よりの続きの報告をいたします。
2023年~
- 1月1日
- 穏やかな中で、正月が迎えられました。修正会が勤められました。
- 2月9日
- 坂井市龍翔館に、称念寺文書の資料が置かれることになり、複製が作られました。
- 2月25日
- 称念寺再建百年を記念し、『称念寺再建百年史』を発刊しました。無料で配布します。後日、新聞等でも紹介されました。
- 3月25日
- 福井市円山公民館で「徳川家康公と称念寺」の講座開設。熱心に聞いていただきました。
- 4月9日
- 花祭り(仏陀降誕会)甘茶は、いつでもかけられるようにしました。3時から法要をしました。朝夕2回おいでの方もいました。
- 4月13日
- まごころ認定こども園5才児の月1回のお参りが本堂で開始されました。
- 5月31日
- 新田公奉賛会1回目役員会実施。
- 5月13・14日
- 敦賀市で遊行上人のお砂持ちの法要に、住職が参加しました。
- 6月中旬
- 菩提樹の花がきれいに咲きました。次に桔梗がたくさん咲きました。
- 7月1日
- 新田公の686回忌の法要を実施しました。令和4年の法楽は、まごころ認定こども園児八木節と、東京の武久源造先生のチェンバロ演奏会でした。
- 7月23日
- 高椋地区戦没者慰霊祭を午前中に実施。お参りをいただきました。
- 8月10日~
- 各寺院のお盆行事の手伝いに住職が参加しました。
- 8月22日
- 群馬県から団体のお参りがありました。
- 9月1日
- 本山で仏教学の講義をしました。
- 9月23日
- 一乗谷博物館で、朝倉系図等が展示紹介されました。
- 10月1日~
- 各寺院の開山忌法要のお手伝いに、住職が参加しました。
- 10月15日
- 恵光寺さんの住職交代式のお手伝いをしました。
- 11月8日
- 龍谷大学仏教学科のOB会があり、48年ぶりに会った仲間も。
- 11月30日
- 新田公奉賛会役員会がありました。
- 12月28日
- 昼でもつける除夜の鐘が始まりました。
- 12月31日
- 24時から修正会を行いました。小豆粥の接待がありました。
2024年~
- 1月1日
- 能登半島の大地震で福井は震度4強の正月を迎えました。庭の灯篭の倒壊・書院の白壁の崩れがありました。
- 1月13日
- 明智光秀公の資料を発掘した石川美咲さんの結婚式で高浜町に行きました。
- 3月10日
- 日東シンコーの敷地内の、黒坂備中守公碑のご回向をしました。
- 3月15日
- 江戸期の明智光秀公木像・松尾芭蕉筆の「月さびよ」軸を購入しました。新聞で報道されました。
- 4月7日
- 3時より花祭り会実施
- 5月11日
- たかむくまちづくり協議会講座「仏像の誕生」の講師をしました。
- 5月17日
- 越前市中挟観音堂御開帳の導師を勤めました。(元称念寺末)新聞報道有
- 6月中旬
- 境内の菩提樹が満開になり、新聞・テレビで紹介されました。毎年来られるフアンの方が鑑賞に来られました。
- 6月29日
- 新田公687回忌法要の実施をしました。地元新聞の取材もありました。
法楽は、まごころ認定こども園八木節他で、記念講演は高浜町の学芸員倉田尚明氏
「神仏習合時代の寺社」で、たくさんの方に来ていただきました。 - 7月8日
- 境内の桔梗が見ごろになり、多くの方が勧賞に来られる様子が、新聞で紹介されました。
以後は、昨年並みの行事を予定しています。皆様の参拝をお待ちしています。 合掌
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680年忌法要の様子
素敵な御朱印帳の販売中
丸岡の織物を使ったオリジナル御朱印帳を販売します。 一冊1,700円(御朱印を書き入れたものは2,000円)郵送料は1冊500円です。 ご希望の方は、お葉書等でお申し込み下さい。 仏様にお供えしてから、送ります。土日は、寺でも販売しています。
交通アクセス
- 住 所 :
- 〒910-0383
福井県坂井市丸岡町長崎19-17 - 電話番号 :
- 0776-66-3675
- メール:
- takao@mx3.fctv.ne.jp
- 観光ボランティアを希望される方は、DMOさかい観光局が受付になっています。
- 0776-82-1555
info@dmo-sakai.com
- ハピライン丸岡駅下車(丸岡駅は常駐タクシーが無いので要注意)徒歩約45分
- ハピライン春江駅下車。タクシーで15分。または、春江駅前から、コミュニティバスで日東シンコースタジアム前下車徒歩3分。
- JR福井駅下車 京福バス丸岡城行で、丸岡バスターミナル下車からタクシーで約15分
または八ツ口(やつくち)下車徒歩15分(回数は少ないので要注意) - 車で来られる方は
北陸高速道路 丸岡インターから車で約10分(国道8号線一本田交差点経由)駐車場有 - 飛行機は
小松空港より福井行きバスで、丸岡インターで下車、タクシーで約10分
※北陸の観光は、公共機関が不十分なため、自家用車かレンタカー等が便利です。
称念寺には、トイレ完備の駐車場があります。
称念寺霊園
称念寺霊園190区画 平成25年4月に分譲を開始しました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
称念寺の主な沿革
- 養老5年(721)
- 泰澄大師が長崎の地に阿弥陀堂を建立した。
- 正応3年(1290)
- 称念坊の三兄弟が、時宗二代の真教上人を慕って長崎道場を開く。
- 延元3年(1338)
- 新田義貞公が灯明寺畷で戦死され、遺骸を称念寺に葬る。
- 長禄2年(1458)
- 室町将軍家は安堵状と寺領(約百町歩)を寄進し、将軍家御祈祷所となる。
- 寛正6年(1465)
- 後花園天皇の綸旨を受けて、天皇家の勅願寺となった。
- 文明5年(1473)
- 寺境内は長崎城になり、一向一揆の戦乱で、金津の東山に避難するように朝倉から指示がある。(実際に動いたかは不明)
- 永禄5年(1562)
- 明智光秀公が美濃より家族でのがれ、門前で10年間寺子屋を開く。
- 慶長8年(1603)
- 結城秀康は称念寺に38石を寄進した。以後、歴代の藩主も続く。
- 元禄2年(1689)
- 8月松尾芭蕉が明智の黒髪物語を取材する。
- 元文2年(1737)
- 幕府により新田義貞公の400年忌法要が実施される。
- 安永4年(1775)
- 境内に約30の大伽藍が整備される。
- 天明8年(1787)
- 幕府により新田義貞公の450年忌法要が実施される。
- 天保8年(1837)
- 幕府により新田義貞公の500年忌法要が実施される。
- 江戸末期~明治初年
- 神仏分離令・版籍奉還等の混乱により寺が没落する。
- 大正3年(1914)
- 広島の高尾察玄氏が本山特命住職として入寺した。
- 大正13年(1924)
- 高尾察玄氏により寺が再建され、伽藍が整備される。
- 昭和12年(1937)
- 再興会により新田義貞公600年忌法要が実施される。
- 昭和23年(1948)
- 福井大震災で、すべての伽藍が倒壊した。
- 昭和42年(1967)
- 高尾察良氏が震災復興落成式を行う。
- 昭和63年(1988)
- 新田義貞公650年忌法要を実施。
- 平成9年(1997)
- 新田義貞公660年忌法要で、鐘堂を再建した。
- 平成19年(2007)
- 新田義貞公670年忌法要。住職が高尾察誠に交代した。
- 平成29年(2017)
- 新田義貞公680年忌法要。本堂大屋根等の改修。
称念寺の定例行事
- 正月
- 正月・修正会
- 4月1日~4月8日
- までの日曜日に花まつり(灌仏会)
- 6月中旬~7月上旬
- 菩提樹の観賞会・桔梗の花観賞会
- 6月末~7月上旬
- 新田公年忌法要
奉賛会主催の諸行事 - 8月中旬
- お盆の棚経
- 12月28日~31日
- 昼でも突ける除夜の鐘実施
- 大晦日
- 大晦日除夜の鐘(PM2:00~12:00)
昼でもつける除夜の鐘 - 春・秋
- 彼岸法要
出版物のご案内
- 称念寺叢書(実費にて発売中)郵送可(一冊の切手代は140円です)
- 新田義貞公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 明智光秀公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- お念仏の教えとは 高尾察誠著 300円
- 松尾芭蕉翁と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 遊行念仏の実践者 真教上人 高尾察誠著 300円
- 仏さまの教え 健康で長生きの秘訣 高尾察良著 300円
- 徳川家康公と時衆・称念寺 高尾察誠著 300円
- 称念寺のあゆみ 高尾察誠著 500円
- 白山信仰と泰澄大師 高尾察誠著 350円
- 明智光秀公夫人熙子さんと時衆 称念寺 髙尾察誠著 350円
- 空也上人と一遍上人 高尾察誠著 350円
- 二河白道の教えと一遍上人 高尾察誠著 350円
- 称念寺再建史 ―髙尾察玄師のあゆみー 希望者に無料で配布します。
- 発行者
- 〒910-0383
- 福井県坂井市丸岡町長崎19-17 称念寺
- 住職 高尾察誠
- TEL 0776-66-3675